大切なのは『筋肉の開放』


大切なのは『筋肉の開放』


筋肉が減少している。

筋肉を付けなければいけない。
筋トレしないといけない。

という声をよく聞きますが
ほんとにそうでしょうか。

例えれば
２０代、３０代の筋肉は
筋線維がうどんのように太く弾力がありますが
歳を重ねると
筋線維はそうめんのように細くなっていきます。
しかしそれはごく当たり前のことなのです。

それで筋線維の数はほとんど変わらないのです。
ただし、問題は筋線維同士が癒着していたり
硬くなっていたりします。

ですから、本来の筋肉の力（筋力）が
発揮できないでいるだけなのです。

癒着を解し、筋肉を軟らかくすることによって
筋力は復活するのです。（筋膜も同時に）

骨折し大腿骨（股関節）の置換手術をされて
普通には歩けなかった。
御高齢の方に筋肉の開放マッサージを
施術させて頂いたところ

施術後、２週間程で普通に歩けるように
なりました。


ヘルニアと診断され手術が決まったが
その時点での痛みを軽減する目的で
お越しの方に筋肉の開放マッサージを
施術させて頂いたところ

手術直後に痛みがほとんどなくなったと言われ
その後２回この施術をお受けになり手術も
回避することが出来たというケースも。



私たちの身体は年齢とともに外見だけではなく
すべての部分が老化するのです。
内臓も老化し消化能力や栄養補給能力も低下します。

それなのに筋肉を筋トレなどで増やすと
その分内臓の負担が過度になります。

筋肉を年齢相応以上に鍛えて増やすと
それの見合った栄養を身体（筋肉）に

送り届けないといけません。
そのため内臓は無理をしてしまいます。

その無理を続けますと内臓は炎症を
起こしてしまうかもしれません。

その結果、健康長寿からは程遠いものと
なってしまうかも知れません。










参考写真